伝統工芸「山中漆器」の技術「山中塗り（ウレタン塗り）」の工程の一部になります。 職人が一本一本、手作業でぼかし（グラデーション）塗りを施しています✊ 回転する轆轤（ろくろ）の上にステンレスボトルを置き、空気の流れ（対流）を見ながら赤と黒に塗り分けます。片方の色が乾く前にすぐもう一方を塗ることで自然で程よいぼかし具合を表現いたします。

伝統工芸「山中漆器」の技術「近代漆器（金巻き）」の工程の一部になります。 職人が一本一本、手作業で金色の金属粉を”蒔く”（擦り付ける）ことによって通常の印刷では得られない光沢感と立体感が出ております✊ 金属粉を付けるための塗料が乾いてしまうと付かず、全く乾いていない状態では金属粉が沈んでしまい光沢が出なくなってしまうので、その時の温度や湿度を見て塗料の乾き具合を見定めなければならない仕事になります。 しっかり定着したのを確認後に不必要な場所に残った金属粉を拭き取ります。

伝統工芸「山中漆器」の技術「近代蒔絵（回転シルク）」の工程の一部になります。 職人が一本一本、シルクスクリーン印刷を施しております✊ 回転する印刷機に合う様にステンレスボトルを設置し、印刷をします。 この後の金蒔きの作業の為に初めの一本と最後の一本の塗料の乾き具合を確かめながら素早く作業をいたします。